SubPair / ガイド
Netflixで英語を勉強する方法
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結論から言うと:英語で制作された作品を、オリジナルの英語音声で観ましょう。上に英語字幕、下に日本語字幕を表示し、つまずいた単語は調べて保存し、次のエピソードの前に数分間復習します。英語力が上がってきたら日本語を隠し、英語の行だけにしましょう。パソコン版 Chrome で開いた Netflix のウェブサイトなら、SubPair のような二か国語字幕の拡張機能で両方の行を同時に表示できます。
現在は無料、アカウント不要。パソコン版 Chrome で動作します。
SubPair とは?
SubPair は、Netflix、YouTube、Disney+ で字幕を2行同時に表示する Chrome 拡張機能です。元の字幕と、あなたの言語への翻訳を並べて表示します。単語をクリックすると意味が表示され、単語やフレーズを保存してあとで復習できます。現在はすべての方に無料で、自動翻訳は無制限、Pro の機能もすべて使えます。有料の Pro プランは今後登場する可能性があります。
効果がある理由と、できないこと
学習中の言語の字幕をつけて観ることは、教室の外で語彙を身につける方法の中でも、比較的よく研究されている方法です。多くの研究をまとめたレビューでは、同じ言語の字幕や翻訳字幕が付いた動画が、リスニングと語彙の両方に役立つことがわかっています(Reynolds ら、2022年)。
また、ドラマや番組では、比較的少ない日常語が何度も繰り返し使われます。88本のテレビ番組を調べた研究では、最も頻度の高い3,000のワードファミリーに、人名や「oh」のような感動詞を加えると、話された語の約95%をカバーしていました(Webb と Rodgers、2009年)。つまり、同じシリーズを観ていれば、最も重要な単語に何度も出会えるのです。
ただし、Netflix で話す力や書く力は身につきません。講座、先生、会話練習と並行して取り組む、リスニングと語彙の練習として活用しましょう。
レベルに合った作品を選ぶ
- 初級:アニメシリーズ、ファミリー向けコメディ、料理・住まい・旅行のリアリティ番組。発音がはっきりしていてエピソードが短く、画面に映るものが、聞こえる内容の多くを説明してくれます。
- 中級:仕事、学校、家族の生活を描いたシットコムやドラマ、ナレーション付きのドキュメンタリーシリーズ。日常的な語彙で、話すスピードは少し速めです。
- 上級:法廷・医療・政治ドラマ、時代劇、言葉遊びを多用したテンポの速いコメディ。専門用語が多く、なまりが強く、言語そのものがわからないと笑えないジョークも出てきます。
日本語吹き替えですでに観た作品から始めるのがおすすめです。ストーリーがわかっているので、言葉に集中できます。長いシリーズも役立ちます。同じ登場人物が同じ語彙を繰り返し使うからです。最初は、たとえばアメリカ英語かイギリス英語のどちらか1つのアクセントに絞り、慣れてから混ぜましょう。
Netflix の作品ラインナップや各作品の字幕言語は、国によって異なります。Netflix のウェブサイトにある、言語別に作品を探せるページ(Browse by Languages)では、オリジナル言語、音声、字幕の言語ごとに作品を一覧できます。
字幕は段階的に使い分ける
- 第1段階
- 上に英語、下に日本語。まず英語の行を読み、必要なときだけ下に目をやります。
- 第2段階
- 日本語をぼかし(Alt+B)、わからないときだけ表示します。
- 第3段階
- 英語字幕だけにします。訳を読む代わりに、単語を1つずつ調べます。
- 第4段階
- すでに観たシーンを字幕なしで観ます。そのあと字幕をつけて、聞き逃したところを確認します。
一度上がった段階にずっといられるわけではありません。難しい新シリーズでは、数エピソードのあいだ第1段階に戻ることもあります。それはごく普通のことです。
英語字幕で省かれるものを知っておく
- 字幕はセリフより短いことがよくあります。時間内に読めるよう、言いよどみや繰り返しが省かれるため、読んだ内容と聞こえた内容が違うことがあります。
- English [CC] のトラックには、[laughs] のように、角かっこで効果音の説明や話者の名前が加えられています。話についていくのには便利ですが、セリフの一部ではありません。
- 英語以外の言語で制作された作品では、英語音声は吹き替えで、英語字幕は通常それとは別に翻訳されているため、一致しないことがよくあります。英語を学ぶなら、もともと英語で制作された作品を選びましょう。
5つのステップで英語と日本語の字幕を設定
- パソコン版 Google Chrome(Windows、macOS、Linux、ChromeOS)に SubPair をインストールします。
- Netflix のウェブサイトで英語の作品を開き、オリジナルの英語音声のまま再生します。
- Chrome のツールバーにある SubPair のアイコンをクリックして、サイドパネルを開きます。
- 上の行に英語、2行目に日本語を選びます。
- 視聴します。わからない単語があればクリックして意味を確認して保存し、次のエピソードの前に保存した単語を復習します。
2行目の字幕がどこから来るのかなど、詳しくはNetflix で二重字幕を表示する手順をご覧ください。
1エピソードをレッスンに変える
- 自動一時停止(Alt+P)は各行のあとで動画を止めるので、両方の行を読んでから先に進めます。
- S で現在の行をもう一度再生、A と D で前後の行に移動します。
- 文のループ(Alt+L)は1行を繰り返します。俳優と一緒に声に出して言ってみましょう。これはシャドーイングと呼ばれ、発音とリズムの練習になります。
- 単語をクリックすると意味が表示されます。複数の単語をドラッグすると、「figure it out」や「no big deal」のような句動詞や慣用句を、1つのフレーズとして保存できます。
- テンポの速いシーンは、Netflix 自身の再生速度メニューで遅くできます。

出会った単語を残しておく
エピソードで一度出会っただけの単語は、たいてい翌週には忘れています。役に立つ単語やフレーズをいくつか、出てきた行と一緒に保存し、1日後、数日後、1週間後に復習しましょう。この「保存して復習する」方法は、ドラマで単語を覚える方法で順を追って説明しています。
よくある間違い
- 英語に吹き替えられた作品を観る:口の動き、字幕、音声が一致しません。
- 日本語だけを読む:目は読みやすい行に向かいがちです。英語の行を先に読みましょう。
- 知らない単語をすべて保存する:復習しない長いリストより、復習する短いリストのほうが多くを学べます。
- いきなり一番難しい作品から始める:ほぼすべての行で訳が必要なら、今はもっとやさしい作品を選びましょう。
Netflix での英語学習に関する質問
まずは両方で始めましょう。上に英語を表示すると聞こえた音と書き方が結びつき、下に日本語を表示すると話についていけます。英語の行がほとんどわかるようになったら日本語をぼかし、わからないときだけ確認します。日本語字幕だけで観ても、主に鍛えられるのは日本語を読む力です。
観ることで大量のリスニングと日常的な語彙に触れられますが、それだけで話す力や書く力は身につきません。講座、先生、会話練習と組み合わせ、能動的に観ましょう。単語を調べ、保存し、復習することです。
2行目に日本語を表示すれば、初級レベルからでも始められます。はっきりした日常会話の作品が一番やさしいです。何の助けもなしに理解するには、通常よく使われる単語を数千語知っている必要があるので、英語だけで観ることは出発点ではなく目標と考えましょう。
クローズドキャプションのトラックです。英語のセリフに加えて、[door slams] のような効果音の説明や話者の名前が含まれるので、誰が話しているかを追いやすくなります。角かっこ内の説明はセリフの一部ではありません。
2行の字幕にはブラウザの拡張機能が必要なので、この部分はパソコン版 Chrome で開いた Netflix のウェブサイトでしか使えません。それ以外の方法、つまり作品選び、能動的な視聴、単語の復習は、どこでも実践できます。
現在、SubPair はすべての方に無料です。自動翻訳は無制限で、行ごとの表示設定や Anki エクスポートを含む Pro の機能もすべて使えます。始めるのにアカウントは不要です。有料の Pro プランは今後登場する可能性があります。